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クロスアート　壁紙（クロス）の染色

クロスアートの将来性について

賃貸住宅に対する通称「東京ルール」が2004年にスタートし、賃貸住宅を退去の際、敷金を不必要な原状回復に充てることが出来なくなりました。
例えば、クロスに対する画びょうの穴、ポスターや紫外線による黄ばみ、「キッチンそばの油汚れ、タバコのヤニ、電気製品による壁や天井の黒ずみ跡等の日常生活で生じる汚れや傷等は大家さん側で負担する旨の条例です。
この条例はやがて主要都市から全国へと広がっていくでしょう。
国土交通省のガイドブックにも原状回復費について詳しく記載されています。
要するに入居者に、クロスの張り替えの請求が出来なくなり、大家さんとしては実費で原状回復をすることになったわけです。
ですから、少しでも安価で原状回復をすることが求められています。
また、環境問題への関心が急速に高まる中、エコロジーに配慮した施工が、常識的に望まれるようになってきています。
クロス張り替えに伴う大量の産業廃棄物の問題は、その点からも対策が必要になってきています。クロスはリサイクルできないことはご存知でしょうか？
ほとんどのクロスが2層構造で、裏は紙で表に塩化ビニールが乗っていて、表と裏の素材が違うのでリサイクルしにくいのが現状です。
毎年約5万トンと言われるクロスが産業廃棄物となっています。
そんな中クロスアートはローコストで原状回復ができ、産業廃棄物は出さない地球にやさしいいエコロジー工法なのです。